・初めに
こんにちは、カスケードです。S20お疲れ様でした。
久々の2000、そして初の最終2桁を取ることが出来たので記事とします。
(構築名は、PTに♂か性別不明しかいないのでコレになりました。 ぼんこふと考えました)
・コンセプト
①初手珠ランドロスで暴れてから、裏のサンダー、キュウコン、ウーラオスで詰める
②しっぽトリックレヒレから、裏のランドロス、ジバコイルで詰める
③既存の並びであるキュウコン+ジバコイルを作り、①②の警戒を薄れさせる(特に②)
・構築経緯
S18の記事を読んでいて、「襷キュウコン+弱点保険ジバコイル」の並びが強そうだと感じそこから構築をスタート。
ダイマをする必要がなく、キュウコンが呼ぶエースバーン、バンギラス、ウツロイド、ドラパルトに対して、「スカーフ悪ウーラオス」が強めだと思ったので採用。
当初は電気受けとして、剣舞オボンガブリアスを採用していたが、対エースバーンがガブリアスより安定する点、レヒレランドロス+ナットレイのような並びにより負荷をかけていける点を評価し「珠ランドロス」を採用。
5枠目には、裏からの詰め筋となれるアッキミミッキュを採用していたが、初手ランドロスがウーラオスと対面した時に誰にも引けない、エースバーンが重い点を踏まえ「しっぽカプレヒレ」を採用。
最後の枠は、ラグサンダー、ゴリランダー、ウーラオス対策としてなんとなく嘴サンダーを使用していたが、以下の課題があると感じていた。
△初手サンダーの珠ダイジェットが誰も受からない(???)
△サンダーの構築での役割が薄い
△選出した場合、サンダーにダイマを切らないといけないのが動きとして弱い(他の枠にダイマを切りたい)
そこでぼんこふに相談した所、
「タラプサンダー」を勧められたので採用。
これにより上記の問題を解決した。
完成。
・成績
最高/最終2005
最終順位:90位
TN:カスケード
・個体紹介
カプレヒレ@後攻の尻尾
性格:図太い
特性:ミストメイカー
実数値:177(252)-x-183(252)-115-150-106(4)
調整:HB:意地エースバーンのダストシュート耐え(陽気珠エースバーンのダストシュート43.7%で耐え)
S:ミラー意識で4振り
技構成:ムーンフォース/自然の怒り/挑発/トリック
・ミミッキュからの変更枠。最強の起点作りポケモン。PTの並びのせいか、しっぽトリックを警戒されないのがよい。
サンダーを意識するならDに割くべきだが、サンダーはジェットしか撃ってこない、エースバーンにダストで飛ばされる方が嫌だと判断したのでHB特化とした。
重めなナットレイを削って挑発を入れて、裏のエースの起点とする動きが非常に強かった。
基本初手から展開するが、初手ランドロスで威嚇を入れてからレヒレに引く動きもたまにした。
選出率2位。
霊獣ランドロス@命の珠
性格:意地っ張り
特性:威嚇
実数値:165(4)-216(252)-110-x-100-143(252)
調整:特に無し AS
A:+2ジェットでHBカバルドンが落ちる
ジェット×2で、オボン込みでも大体のラグラージが落ちる
S:+1で最速ドラパルト抜き
・キュウコンがいる事で初手に呼ぶエースバーンやウツロイドなどに対面強め。
火力重視なので雪崩ではなくエッジ採用。
S19で珠ランドロスの存在が認識され出したと思っているが、それでも耐久型想定で動かれることもあった。
どのタイミングで投げても良いので扱いやすかった。
選出率1位。
サンダー@タラプの実
性格:穏やか
特性:プレッシャー
実数値:191(204)-x-115(76)-146(4)-140(140)-131(84)
調整:HD:C特化珠サンダーのダイジェット+ダイサンダー耐え
臆病珠サンダーのダイジェット+ダイロック確定耐え
HB:+1カミツルギのダイアタックをダイマ状態で74.2%で2耐え
エースバーンの陽気珠ギガインパクト93.7%で耐え(意地は43.7%で耐え)
ラグラージのクイックターンを身代わりが確定耐え
S:耐久サンダー抜きくらいまで
技構成:放電/暴風/身代わり/羽休め
・頑張って調整考えたサンダー。この構築は、初手にウーラオスやランドロスを置くことが多いのだが、構築経緯でも記述した通り「初手の珠ダイジェットサンダー」が重い。(キュウコンの圧力…)
そこで、ウーラオスやランドロスがサンダーと対面した際、こちらのサンダーに引くと、ジェット+タラプ発動後ダイサンダーを耐えるのでダイマを枯らせる。
これが本当に強かった。PT的に1手目にダイサンダーを撃たせないのも偉い。
また、先にランドやジバコで相手の1匹を持っていった後に相手のサンダーのダイマを枯らしてTOD、という戦法をとれたのも偉い。
身代わりはラグラージやカバルドンの欠伸ループを切るため採用。
タラプが発動するとポリ2の冷Bで身代わりが割れなかったりする。
この構築はカミツルギが重いので、カミツルギ受け役も担っている。
以前は同じ型を静電気個体で使用していたが、プレッシャーの方が間違いなく強かった。
選出率5、6位。
一緒に調整考えてくれたぼんこふありがとう。
悪ウーラオス@拘りスカーフ
性格:意地っ張り
特性:不可視の拳
実数値:176(4)-200(252)-120-x-80-149(252)
調整:特に無し AS
A:暗黒強打でエースバーン乱数1発(56.3%)
技構成:インファイト/暗黒強打/冷凍パンチ/蜻蛉返り
・火力重視で意地個体採用。
スカーフ悪ウーラオスは、そこまで個体数が多くないと思っているので、スカーフを想定していない相手を崩していけるのが強み。
ランドロスと同様に、サンダー対面ダイマを誘発させてサンダーに引く動きを取れるのが強い。
蜻蛉返りは、レヒレ引きを読む際に撃つのは勿論、ポリ2対面で相手のダイマを誘いながらサンダーに引く動きを取れるのが強かった。
選出率3、4位。
キュウコン@気合いの襷
性格:臆病
特性:雪降らし
実数値:151(20)-x-101(44)-129(220)-121(4)-172(220)
調整:HB:A200水ウーラオスの水流連打を99.9%で耐える
S:準速エースバーン抜き
・当初の構築の軸その1。選出誘導力が凄いので、裏から投げることが多い。
催眠術の枠はオーロラベールだったのだが、「壁貼ってジバコイルで積んで勝ち」という試合展開になることがほぼなく、サポート無くともジバコイル単体で戦っていけると判断したので変更した。
有利対面を作った際や、耐久ポケモンの前で撃つ。眠らせたら零度を撃つ。
上手くいけば相手のダイマターンを枯らしながら突破し、襷も残るという状況にもなる。
どう考えても犯罪だが、ベールよりも使いやすいので採用し続けた。
持ち物についてだが、行動保証が生きる場面が多かったので襷。
選出率3、4位。
ジバコイル@弱点保険
性格:図太い
特性:アナライズ
実数値:175(236)-x-178(212)-157(52)-111(4)-81(4)
調整:HB:意地エースバーンの火炎ボール耐え
C:弱点保険発動後アナライズダイサンダーで無振りダイマエースバーンを確定一発
S:ポリゴン2、ジバコイル意識
技構成:10万ボルト/ラスターカノン/ボディプレス/鉄壁
・当初の構築の軸その2。前期から使っていて、キュウコンのベールが無くても戦っていけると判断したので単体で選出していった。
この手のジバコイルはSを落としているが、ポリ2の上から動きたかったのと、ジバコイルミラーのために4だけ振った。
ハピナマコ、ウツロカグヤ、低速サイクル相手に選出していく。
有利対面鉄壁を積めば、相手にカバルドンでもいない限りそれだけで勝てることも多い。
選出率5、6位。
・選出
②(初手)カプレヒレ+ランドロスorジバコイル+キュウコンorウーラオス
③(初手)ウーラオス+サンダー@1
通っているパターンで選出。
終盤流行りまくってた「カバウツロドラパウーラオスナットレイ」には②の選出でそこそこ勝てた。
・苦手なポケモン
→こちらのスカーフウーラオスより大体速いのでキツイ。レヒレで頑張る。
→聖剣がジバコイルの鉄壁を貫通するのでキツイ。サンダーで頑張る。
鉄壁ナットレイ
→剣舞ランドロスを先に展開するか、身代わりサンダーで暴風を当て続けるか、キュウコンで凍らせる。
・スペシャルサンクス
前期から構築相談乗ってくれていたぼんこふ
前期から応援してくれていたそらまめ君
使わなかったけど、色レジスチルをくれたたぴおか
レジスチルは使いづらいと教えてくれたばやさん
色個体を譲ってくれたよっしー君
個体を育成してくれたアオバさん
運勝ちした際に恐ろしいDMを送ってきたが、最終的にお祝いの言葉をかけてくれたティラミスぽけ
・終わりに
久々にポケモン復帰したS19では思うように勝てなかったので、自身初の最終2桁を取れたのは非常に嬉しいです。
いつの間にか社会人3年目ですが、また気が向いたら頑張って行こうと思います。
ここまでお読み頂き、ありがとうございました。
何か疑問点等ございましたら、お気軽にTwitter(@cascade1185)まで。それでは。